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2024年4月5日 飛鳥Ⅱ ワールドクルーズ いよいよ出港!
2024年4月5日飛鳥Ⅱ世界一周横浜港出航
今回豪華客船飛鳥Ⅱに業務乗船しました。皆さんは飛鳥Ⅱとはどんな客船なのかご存じない方もおられるので、簡単に説明させていただきます。
飛鳥Ⅱは、世界の豪華客船例えばクウィーンエリザベス号などの中でも「料理やサービスの良さなど、お客二人に一人のスタッフがつくという全くのストレスのない、おもてなし世界ナンバーワンに長年君臨し続ける、まさしくトップオブトップの豪華客船です。」
そんな飛鳥での業務乗船の概要
どんな仕事をするのか、どんな部屋に寝るのか、どんな食事をするのか、等々をご説明します。
我が社は、水産食品をメインに食材を納品しています。この飛鳥Ⅱの船内にクールデッキという場所があり、ここには奥行き40フィート(約13m)幅3~4mぐらいの冷凍冷蔵庫が15個ほどあります。
今回はコロナ禍が収束して初めての実に4年ぶりのワールドクルーズになります。積み込む食材の量も国内クルーズの約10倍ほど、横浜を出航するときはこの倉庫が満杯になっているわけです。
主な乗船業務の内容はもっぱら「私たちが積み込んだ食材の整理とその食材を出庫し各部署へ提供する」になります。
クールデッキには、他にもクルー用の住居、
食堂、休憩室などあり、
今回の乗船では私もクルーの方々と談笑しながら
お昼はここでいただきました。
納品企業業者からは、
サンワードと他社様から1名ずつであとは、
プロビジョンマスターの指揮のもとクルーズ8名、計10名ほどで毎回のメニューに沿った食材を出庫します。
倉庫の中は食品が天井近くまで積まれており、出庫もある程度日にちが立ち中に
通路ができるまでは大変です。
さて、お昼はクールデッキでクルー達といただきましたが、朝食はというと、なーんと毎日、憧れのお客様と同じでレストランです。世界一の豪華客船というだけにそのワールドクルーズの料金は、1名1000万、2000万、3000万円・・・数々のスウィートに千回以上乗船されたたセレブもおられます。
そして、夕食は!これまた、なーんと毎回お客様と同じレストランで、ディナーをいただきました。毎回の食事に必ず我が社が納品した食材が使われており、しかも最高の調理法でいただき大変勉強になりました。
部屋は? 作業は船底で窓がないクールデッキですが、部屋は海が一日中見える客室で、とても開放的でハウスキープもされて常に清潔に保たれて素敵な部屋でした。
業務以外は基本的にお客様と同じ施設を利用できるので、食事はもちろん屋上デッキのジャグジー露天風呂やショップでの買い物、カフェ、ショーの数々楽しむことができました。
約10日間でシンガポールに入港し、私の今回の乗船業務は終了しましたが、
この後サンワードは、ロンドン、ニューヨーク、バンクーバーに赴き
現地での食材買い付け、飛鳥Ⅱへの積込の業務を行います。
飛鳥Ⅱは横浜港に、7月13日に帰港予定です。